結婚式と披露宴の招待状の差出人やデザインについて
結婚式の招待状の差出人は、基本的には両家の親の名前か、新郎新婦本人の名前のどちらかです。本来は招待状の差出人は披露宴を取り仕切っている人なので、過去には、披露宴の費用負担者が差出人などということでもありました。
今では、考え方は人によってさまざまですから、招待者にふさわしいかどうかで決めるようになってきています。例えば、招待するのが友人ばかりなら新郎新婦の名前で出したほうが分かりやすいですし、親族が多いとか、新郎の家が会社を経営しており、その関係者を呼ぶといった場合は、差出人は本人より親の名前で出す場合が多いです。招待状を送る相手へのお知らせとして、分かりやすいことは招待状にはとても重要です。
また、親の名前ならフォーマルでかっちりした雰囲気に、自分達の名前ならカジュアルでやわらかな雰囲気になるので、2人の考える披露宴のイメージに合わせて決めるという方法もあります。会場で用意している文例も、親の名前のものはかっちりと、本人の名前のものはやわらかめにつくられているんですよ。機会があれば読み比べてみてください。
10年もさかのぼれば、親の名前で出すのが当たり前だった招待状ですが、親の世代と子の世代の感覚に大きな違いがあるので、招待状の差出人を誰にするかは、両家できちんと相談をして決めるほうがよいでしょう。現在では、新郎新婦と親のそれぞれの名前が入る連名というスタイルもありますから、親子で来てくださいの思いを伝えることもできます
招待状はたくさんのデザインから2人や自分たちのウェディングの内容にふさわしいものを選びましょう。
結婚式の招待状のデザインも多種多様になりました。カード本体のデザインだけでなく、文字の色や字体を選べるものや、写真を取り込めるものなど、オリジナリティを盛り込める商品も出ています。また、手作り用のキットも種類が豊富で、自宅のパソコンとプリンターで手軽に本格的な招待状を作ることも可能になっています。
しかし、たくさんの種類の中から、どのデザインを選択するか、迷うところですよね。披露宴のコンセプトやテーマが固まっているなら、それを基準に選ぶことができます。招待状とお揃いで、当日使用するペーパーアイテムまで決めてしまうこともできます。それ以外のアイテムを決める際にも同じテーマで選んでいけば、統一感が生まれます。
もし、友人から披露宴の招待を受けた時、あなただったら披露宴の服装は何を参考にして考えますか? 会場の名前で雰囲気を想像するのはもちろんですが、送られてきた招待状のデザインを見て、きちんとした服装にしようとか、ちょっと華やいだ感じがいいかな、など考えるかもしれません。
会費制のパーティなどがそのよい例なのですが、会費が2万円という比較的高めの設定で、披露宴としてご案内する際に、招待状をフォーマルなイメージのもので出すと、ゲストの服装もフォーマルになり、招待状をカジュアルなものにして出すと、ジーンズで現れる方もいるということが実際にあります。それだけ招待状から受けるイメージの影響があるということなんです。ですので私も、カジュアルに見られがちな会費制の場合は、特にしっかりとした招待状を出すことをお勧めします。